子どものための収納家具(D400)

収納家具

収納家具

この春小学校に上がったお子さんのための、木製の収納家具である。

自分の子供がまだ小さかった時を思い出して、家具というより、小学校に上がろうという子どもに、何が必要なのかを、お客様とともに考えた。

通常子ども部屋には、「ベッド」と「学習机」、そしてタンス、本棚、などが備品として考えられるが、たいがいそこは「おもちゃ置き場」と化してしまうのではないか。

兄弟との関係もあるが、1年生ぐらいなら親と一緒にみんなで布団に寝ているのが普通だろうし、親がそばにいないと宿題もしないから、勉強はリビングやダイニングのテーブルの方がいい。

現実として、1年生に一番大事なものは、「ランドセル」と「制服」ではなかろうか。そして、ランドセルほか、学校に持っていくものを並べておく場所が要る。

学校という「戦場」に出ていくための準備・切り替えを「自分で」できるようになるための、「城」が、子ども部屋(スペース)の真の意味だ。

ランドセルを置くところ、制服をかけるところ。
そして教科書や入学時に買わされる膨大な数の教材、それに体操服、下着。
それらを収納することが、子ども部屋にまず必要な機能だろう。

で、そのための家具として設計した。(もちろん、その後、おとなになっても使い続けられるものでありたい)

細かいものを収納するためのヒキダシは、奥行きの浅い棚板に、無印良品の品物を置いた。
MDF製だが、前板が天然木ツキ板なので、安っぽくない。
定価8000円プラス税、使い勝手はぐっと良くなるだろう。

クローゼット部分は、扉なし。
制服をかけるためのパイプが、低いうえにぐっと前に出ている。
子どもは自分で制服を掛けられるだろう。

中にあるのはすべて「棚板」と「置かれた箱」なので、レイアウトをあとから変えることもできる。
ふたつの箱の間に棚板をかければ、収納量をぐんと増やすこともできる。

コストダウンにも努めた。
自信作である。